卒業

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OVA始動

95年は卒業にとってのターニングポイントである。卒業OVAによりいったん終了するかに思われたが・・・


OVA「卒業〜Graduation」

待望の卒業OVA版の登場である。今までのCDシリーズとは若干イメージを異にする感がある。キャラが暴走するでもなく、ストーリーは静かに流れていく。ゲームがストーリーに関しては無色だったことで、展開したメディア毎に製作者の作品の捉えかたが違うという好例でしょう。キャラデが只野和子だったため、鼻がへこんでないぞという突っ込みがあったことも記しておいたりして(^^;

〜いつまでも一緒にいられたら〜

95年1月21日発売のVol.1「〜いつまでも一緒にいられたら〜」。

卒業を控え、思い出作りに温泉旅行を計画する美夏。静、まみ、美夏は電車で、聖美はバイク、麗子はリムジン(^^;で温泉に向う。ところがまみ が電車から姿を消し・・・

まみちゃんが主役。心配する4人はほっといて(^^;、まみちゃんと駅長のおじいちゃんとの交流を描いた心温まるお話である。最大の見所が最後の温泉シーンだなんて口が裂けても言ってはいけません(^^;;また、EDの背景の黒板で、西島センセとしのぶのあいあい傘があったりするのもご愛敬(^^;;;;

〜それぞれの明日〜

95年2月21日発売のVol.2「〜それぞれの明日〜」。

5人も卒業間近。聖美は新井モータースを、美夏は長寿庵を継ぎ、静は文学部へ・・それぞれ夢とは別の道を歩もうとする。そんななか、麗子に見合い話が持ち上がる。相手を確かめるべく立ち上がった美夏、まみ、静、聖美の4人だったが・・・

麗子が主役。夢をしっかり持てるってことはいいことです。さて、OVAを楽しむには前述の小説「卒業 センチメンタル・サマー」と94年12月発売の小説「卒業 グッバイ・ガール」を読むことをお勧めします。より深く西島克彦版卒業(大きな流れでいえば渡辺麻美版卒業)の世界を楽しむことが出来るでしょう。

そうそう、EDの背景の黒板に、I (ハート) KATHUHIKO なんてあったりするのはこれまたご愛敬(^^;;;;


OVA「卒業〜 聖羅ヴィクトリー」

卒業 Vol.3, 4 にあたるこの2巻。西島克彦監督らしさがわかりやすい形で出ている作品といえましょうか。卒業ワールドとはまったく別世界のロボット物です。

元ネタはCD文庫「卒業〜グラデュエーション〜第1学期」のED「校則戦隊セーラーファイブ」ですね。
キャラデは毛利和昭。「ドリームハンター麗夢」のひと・・・っつーか、「飛べ!イサミ」の人ですね、今は。

ストレートに楽しめる作品です。まぁ卒業シリーズをしってて、そのギャップを楽しむって部分もあるんですが。

花鳥風月 乙女の舞! 事件だよ、全員集合!!

95年6月25日発売のVol.1「花鳥風月 乙女の舞! 事件だよ、全員集合!!」。

ドリルだあぁぁっ!ウォゥウォゥウォゥウォゥてなもんです(^^;。上は制服、下はプルマ、似非京都弁をしゃべるアンドロイドまみちゃんと、まったく意味のない(^^;ヌードシーン、ちょっとマッド入った静、切れる聖美、とこんな所ですか(ってわけわからんぞ)

戦闘シーンの作画といい、もりやまゆうじEDといい、かの「甲竜伝説ヴィルガスト」を思い出しますね。西島監督らしく、まみちゃんのパンチラもあるぞ(^^;(謎のヌードシーンのせいでどうでもよくなってるのだが(^^;;;)

波らん万丈 乙女のピンチ! 悪しき魔性に桜散る!?

95年8月25日発売のVol.2「波らん万丈 乙女のピンチ! 悪しき魔性に桜散る!?」。

魔女マルガリータと我らが卒業五人組との魔術対忍術の対決。見所はアンドロイドまみちゃんの葛藤と、縄ばしごを上りきった静だ(間違ってはいないよな(^^;)。やはりヒーローにはドリルが必要不可欠だ、うむ(ってこのロボットヒロインらしいけど(^^;;;)

そういえばマルガリータは天野由梨だ。ここでも久川キャラの敵だ・・・


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